慟哭

2001年1月31日
今日、上司に会って、退職の意志がある旨を告げた。
やっぱり引き留められた。
コミュニケーション能力を除けば、自分の持つスキルはかなり高いので、当然予想はしていた。

他のプロジェクトの話を持ち出され、その辺りで折り合いがつかないかということも言われた。
しかし、たんなる流行だけで製品、サービスが企画され、血を吐く思いをしながらソフトを作り続けなければならない、携帯電話はもう二度とやりたくない。

人の手が付けられたものも、やりたくない。
自分の手で、新しいものを生み出したい。

今、ウチの会社でやっている仕事には、自分のやりたい仕事が無い旨も告げた。
事業部長に、会社の事業展開として、そういう方向の部署を立ち上げられないか相談してみると言われた。

慟哭。
止め処もなく涙が溢れ出してくる。

軽く、「わかった」とだけ言ってくれれば良かったのに。

辛い時、激励を受けたり、応援してもらったりすると、目頭が熱くなる。
何故だか解らないが、去年の4月辺りからずっとそうだ。
ここ2年ばかり、仕事では辛いことしかなかった。

大学中退後、なんとか滑り込めた会社だ。一応、愛着も有る。
だが、自分の会社の先輩と一緒に仕事をしたことはない。

場合によっては、残ってみるのも手か?
決断はしたものの、気持ちは揺れ動いている。

未だ、涙腺は緩い。寝酒呑んで寝よう。

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